この時期に一番出回る果物と言えばイチゴ。
今回はそんなイチゴについてです。
イチゴはまさに「美肌と免疫力の味方!」
イチゴには豊富なビタミンCが含まれていて、
ビタミンCの量は、果物の中でもトップクラス。
美肌効果が抜群な果物なんです。
また、免疫力アップにも一役かってくれます。
イチゴの持つ効果
イチゴの持つ効果
・美肌作用
・免疫力アップ
・疲労回復、ストレス
・便秘解消
・高血圧予防
美肌作用
美肌に欠かせないビタミンC。
実際、レモンと同じくらいのビタミンCを含有し、5〜10粒ほど食べるだけで、一日に必要な量を摂取することができます。
肌の新陳代謝を高めて、シミ、そばかす、吹き出物などの肌荒れにも有効です。
豊富なビタミンCが、コラーゲンの生成を助け、肌をきれいにしてくれますよ。
しかも、柑橘類のビタミンCとは違い、日中の紫外線の影響を受けにくいため、
朝食に食べても大丈夫なビタミンCです。
免疫力アップ
ビタミンCは感染症に対する抵抗力を高め、風邪をひきにくくします。また、抗酸化作用に優れ、体内で細胞の老化や破壊を促進する活性酸素の害を防ぎます。そのため、がん予防に役立ちます。
ビタミンCは血管壁などの細胞の接着剤として重要な働きをするコラーゲンの生成に欠かすことができない栄養素。コラーゲンの生成に重要な役割を担っており、血管、皮膚、粘膜などを丈夫にします。
ビタミンCが不足すると肌のトラブルが多発し、血管、皮膚、粘膜の抵抗力も失うので、歯周病にかかりやすくなったり、切り傷などが治りにくいといった症状が出ます。
疲労回復、ストレス
ストレスでもビタミンCが激しく消耗します。
イチゴはクエン酸やリンゴ酸を含んでいるため、疲労の回復に効果を発揮します。
便秘解消
イチゴは食物繊維のペクチンも豊富なため、大腸の蠕動運動などを促して便秘解消にもつながります。
このペクチンは、水溶性の食物繊維。
腸内細菌によって分解されやすく、発酵しやすいので、腸内フローラを改善させる働きがあります。
高血圧予防
豊富なカリウムは利尿作用に優れ、ナトリウム(塩分)を体外に排出する働きをし、腎臓病の予防に効果的です。
喫煙にビタミンC
タバコを1本吸うと、約25ミリグラムのビタミンCが破壊されるといわれています。
喫煙で失われたビタミンCの補給にも有効です。
喫煙者も積極的にビタミンCをとりましょう。
生でビタミンCをたっぷり摂ろう
イチゴは生で食べる場合がほとんど。
加熱によるビタミンCの損失もありません。
ビタミンCは水溶性で加熱にも弱いため、イチゴを生で食べるのは非常に良いビタミンCの補給方法です。ビタミンCは水に溶けるため、イチゴを洗う前にヘタをとると、ビタミンCが水に流出してしまうので気をつけましょう。
なお、ビタミンCは水溶性のため、必要量以上を摂取しても排出されるので安心してとれるビタミン類です。
イチゴは切る、むく、といった手間もいらず、手軽に扱える食材。
4月~5月にかけて多く出回るので、免疫アップもかねて、
この機会に摂りたい食材のひとつです。
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