梅雨時期の体の整え方

ビューティー&ヘルスケア

梅雨という季節は、春から夏にかけて季節が移り変わる時期。

私たち人間も自然の一部。私たちの体も夏仕様に変化していく真っ只中です。
このため、何かと体調を崩しやすい時期でもあるので、食事に気をつけて、体を中庸に保つことが大切です。

雑穀を活用する

日本という土地柄、穀物中心の食事を心がけると良いでしょう。
お米が重たく感じるようならば、麦などの雑穀を混ぜてみるのもいいですね。
最近は手軽に麦などの雑穀が手に入ったり、雑穀おにぎりやお弁当なども販売されているので、
活用してみて下さい。

 

夏野菜はもう少し先へ

野菜類などは、夏野菜が少しずつ出て来ていますが、旬はもう少し先。
夏野菜は体を冷やす作用が強いので、まだ食べないほうが良いですが、食べる場合は必ず火を通して食べるようにして下さい。梅雨が明けてしまえば生食でも大丈夫です。

 

乾物を活用しよう

梅雨の季節は、旬の野菜や根菜類が少ないため、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しがちに。
それらの栄養が豊富な乾物や海藻類をこの時期に活用してみて下さい。

梅雨の季節を乗り切るのにぴったりの食べ物が乾物類です。
春の食材で体内の陽性が抜かれ、陰性に傾いているので、この時期に陰陽のバランスを立て直しておくと、暑い夏に対する気力が生まれるでしょう。
切り干し大根、高野豆腐、お麩、ごま、豆などは陽性のものなのでお勧めです。
特に、豆や豆腐の加工食品には良質のタンパク質が豊富で、陽性の補給になります。

また、梅雨の時期は乾物や乾燥させた海藻類などは、梅雨の湿気を経てから夏の熱気を受けると、品質が劣化するので、乾物などの保存食品を一掃するのにもピッタリな時期です。

梅雨のシーズンに不足しがちな栄養も兼ねて、おいしく無駄なく乾物などの海藻類を使い切ることなどは、四季折々が楽しめる日本という国で、私たち日本人が昔ながらに習得してきた生活の知恵だと思います。

 

 

 

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